今年1年

師走深まり、今年の稽古を終え、とても早い1年であったと一言でいえばそれにつきます。幸徳会について振り返ると、今年は稽古に集中できたよい年でした。新人の方も増え、ベテランの方々も慣れない方と組んで、教えることの難しさを知り、または学ぶ志の清々しさに触れ、改めて初心に帰ることができたのではないでしょうか。
50代以上の年配の方々も増加し、若い人たちと1つになって稽古に集中して汗を流し、今年は21世紀が求める武道としての合気道ならではのすばらしい稽古風景になってきたと感じています。
各々の方が自分としての中心を持ちながら、また相手に応じて対応するということは、外柔内剛の心を養う稽古がそこに伴っているということです。しかし、それが結果的に言えば稽古を終えた後の爽快感や仲間意識につながり、またそれぞれの探求心や稽古への意欲につながるのだと思っています。
来年はこの流れの中にできたつぼみを少しずつ膨らまして、花開く前に根元をしっかりと成長させておきたいと、これが私の使命であると感じております。しかし、その前に私も成長すべくそれ以上の稽古と精進を重ねる必要があると思いました。


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